ミジンコを増やしてメダカに餌としてあげよう!と思ったものの、いざやってみたら増やせないどころか絶滅してしまった、、、などと悩んでいませんか?
私も過去、ミジンコを増やす事が出来なく、どうしたらいいのだろう!と思っていた時がありました。
この記事では「簡単にミジンコを増やす方法」を紹介します。
実際に私が今実践している方法を隠し技も含めて紹介しますので、是非爆殖させてめだか達にたくさんあげちゃいましょう。
ミジンコであれば、タマミジンコ・タイリクミジンコ・オオミジンコとどれでも対応可能な増やし方となります。
ミジンコを簡単に増やす方法
まずは結論。
生クロレラ原液を餌として使用する
ミジンコを誰でも簡単に出来る増やし方は、上記の生クロレラ原液を使用した方法となります。
実に簡単にミジンコを増やす事が出来るので、なかなか繁殖がうまく出来ない、増えない、絶滅してしまう!といった方には凄くオススメです。
NV22容器2つ分のスペースで容器20以上に毎日供給できる量を増やす事が出来ています♪
またミジンコ飼育をしていると誰もが経験する「突然の絶滅」を少しでも防ぐ方法も次から紹介していきます。
現在は一番手間がかからないタイリクミジンコメインで飼育中!
ミジンコ培養のための用品と餌
タマミジンコを爆食させてメダカ達の餌にする為に必要な用品と餌の紹介をします。
ミジンコ飼育容器
容器は大きければ大きいほど、培養が簡単になります。
私が最終的に行きついた培養容器は上の画像にある組み合わせとなります。
必ず複数の容器で培養する事がポイント!突然全滅する事がありその時のリスク対応の為です。
★画像
2種類の容器が2段にうまく組み合わせる事が出来、スペースの節約になります。
容器の色をクリアにしているのは理由があり、夏場の温度上昇を少しでも防ぐ為となります。
ミジンコは高水温には弱く30度を超えると数が減ってきて、35度だと絶滅の危機に、、、
よって黒容器では高水温になる可能性が非常に高く、クリア容器を選んでいます。
クリア容器は、紫外線に弱く1シーズンで買い替えが必要になりますが必要経費と考えています。
NVボックス#22
こちらのNVボックス22を下に配置します。
グリーンパル システムコンテナBOX#10
NVボックス22の上に乗せるのがグリーンパル システムコンテナBOX10となります。
これがジャストフィットでうまく上部に載せる事が出来る事にビックリ!
エアレーション
ミジンコ水槽も酸欠になるケースがあり、酸欠になると絶滅してしまいます。
ミジンコを継続的に増やしたい場合には、エアレーションは必須となります。
我が家では、こちらを使用しています。
分岐して50以上の容器にエアレーションしていますが、まだまだ余裕の力を持っている頼もしいヤツです。
ミジンコを網ですくって赤い色になっていると酸欠状態です。エアレーションが足りないサインとなります。
ミジンコの餌
ミジンコの餌として、生クロレラ原液を使用しますが、生クロレラだけでなく、合わせて鶏糞を一緒に使用する事で餌切れによる絶滅を可能な限り減らす事が可能となります。
餌が切れてしまうと、途端にミジンコが増えなくなります。
特にタマミジンコは餌切れに弱いです。
そして餌切れが続くと全滅につながりますので注意するようにして下さい。
生クロレラ原液
生クロレラ原液については、和香さんの生クロレラ原液をいつも使用しています。
私は300mlか500mlで注文してます。長くても約1か月で使い切って下さいとなっていますので、使いきれる量で購入がいいかと思います。
たまに1カ月以上使っている時もあります(笑)
和香さんは、スポイトもセットでつけてくれます。
パウチ容器本体は冷蔵庫で保管し、100円ショップで購入した容器に小分けして使用しています(小分け容器も必ず冷蔵庫保管)。
乾燥鶏糞
乾燥鶏糞を生クロレラと合わせて使用する事で、ミジンコの絶滅リスクを減らす事が可能となります。
注意点は、鶏糞が濃すぎるとミジンコが絶滅してしまう可能性が高くなるかと思われます。
NV22容器で10g程度の乾燥鶏糞を使用しています。
目安としてウーロン茶程度の色になるように量を調整するといいかと思います。
鶏糞のメリットは、なんといってもコストパフォーマンスが最高なところです。1回あたり10円もかからないぐらいです。
鶏糞をそのまま入れると、バラけたカスの処理に困るので、お茶パックに入れると非常に便利です。
乾燥鶏糞は密閉出来る容器に入れています。全く臭いが漏れる事がないので、保存にはピッタリです。
あった方が良いアイテム
水の悪化を防ぐ為に、セリアで販売しているゼオライトをお茶パックに入れて使用しています。150g入りとなっています。
NV22ケース1個に1/3程度を使用、リセットのタイミングで交換してます。
ゼオライトの効果としては、アンモニア吸着効果があります。
使用している容器の方が明らかにミジンコ培養の安定化が図れます。
ミジンコ培養方法のポイント
これまで紹介してきた容器、エサなどを使用したミジンコ培養方法ですが、生クロレラの量等のポイントを紹介していきます。
餌(生クロレラ)の量
NV22容器飼育での生クロレラの量は、毎日4mL程度をあげています。
ポイントはしっかりとお玉などを使用して、混ぜる事です。容器の底に沈殿しないようにしましょう。
また多くの量をあげると全滅につながるので注意!
乾燥鶏糞を使用する事で、餌やり間隔を1日おきでも可能となります。
乾燥鶏糞を使う事で、バクテリアが増殖し、それをエサとする事が出来る為、毎日クロレラを上げなくても絶滅するリスクが減らす事が出来ます。
水替え、リセットの間隔
ミジンコ培養容器の水換え間隔については、可能であれば1週間に1度、1/3程度の水替えをする事がベストです。
そして1か月に1度は完全リセットをする事をオススメします。
水替えする時にオススメのアイテムがこちら。ミジンコを吸わずに水替えが可能!針子容器の水替えにも使ってます。
ホースは、100円ショップで購入出来る水替えホースを使用しています。アマゾンでも少し値段は高くなりますが買う事も可能です。
各種ミジンコの紹介
メダカの餌として一番オススメなミジンコは「タイリクミジンコ」になります。
タマミジンコ
タイリクミジンコ
オオミジンコ
ミジンコの簡単な増やし方まとめ
ミジンコの増やし方を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
上記で紹介した培養方法を試していただくとわかりますが、簡単にみじんこが増えてくれます。
ポイントは鶏糞と生クロレラの量かと思います。
是非、ミジンコがなかなか増えなくて困っている方、試してみて下さい!
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